2021.07.02
体調管理、ストレス解消、出産に向けての体力づくりなどのために重要な妊娠中の運動。「いつから始めたらいいか」「どんな運動をしたらいいか」とお悩みではないでしょうか。そこで今回は、運動を始めるタイミングやおすすめの運動についてご紹介します。
無理のない範囲の運動であれば、妊娠中の全期間やっても問題はありません。ただし、妊娠初期(8~15週頃)はつわりなどで体調が不安定になりやすいため、積極的に運動を始めるのは、安定期に入る妊娠中期(16~28週頃)がベストです。不安がある場合には、運動を始める前に、まずお医者さんに相談してください。体調を見ながら、無理せずに少しずつ習慣化していきましょう。
妊娠中期から積極的に生活に取り入れたい運動を見ていきましょう。
ウォーキングは、妊娠中の身体への負担が少なく、手軽に始められる運動として、多くの妊婦さんが実践しています。買い物や通勤そのものが運動になりますし、好きな時間に近所を散歩しても良いでしょう。ストレス発散や気分転換にもつながります。生活スタイルに合わせた取り入れ方をすることで、継続しやすい環境を作ることも大切ですね。
マタニティヨガは、心と身体の両面から、妊娠・出産をサポートしてくれる運動として注目されています。ヨガの呼吸法やポーズには、妊娠中のむくみや腰痛の緩和、不安定な気持ちをリラックスさせてくれる効果があります。また、妊娠中の自分自身の身体に向き合うことで、赤ちゃんとのつながりをより深く感じられます。
ストレッチは、だるくなりがちな身体を気持ちよく伸ばすことで、体調不良の緩和や予防につながります。特に、腰痛を抱えている妊婦さんは、腰回りのストレッチや骨盤の歪み調整を取り入れてみましょう。寝たままの姿勢で行えるストレッチもあるので、気持ちいいと感じる範囲で行うことが大切です。
聞き慣れないかもしれませんが、妊娠中の水泳をマタニティスイミングと呼びます。プールの中では、浮力によって身体の重さをほぼ感じないため、腰やひざへの負担を最小限に抑えて全身運動ができます。また、身体の重さから解放されるので、十分な運動量を確保できます。水中でのエアロビクスなどが中心なので、泳げない妊婦さんも安心してください。
自分に合った運動を見つけ、楽しみながら続けることが大切ですね。適度な運動を実践して、健康なマタニティライフを過ごしてください。
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